窓の鍵(クレセント)について

 窓の鍵の不具合でのお問い合わせがあります。

我々は鍵ではなく、クレセントといいます。その中で特殊なクレセント。防音サッシ用のクレセントでグレモン錠というものがあります。

このようなハンドル状になったものです。

 豊中市は伊丹空港の騒音問題の関係で、窓の防音対策に取り組んできたため、このような特殊なクレセントが多数存在します。

近年は騒音問題も昔程ではなくなったことや、古い家が新築に移りかわるなどで、当店でも新規で扱うことはなくなりました。しかし、修理の依頼がまれにございます。

 ところが、このクレセント。やっかいなのはメーカーが多種であり、もう存在しないメーカーであったり、存在してても製造中止であったり、メーカーが特定できなかったりで商品手配が困難を極めることがあります。

 部品を用意し、交換だけでうまく行く場合は良いのですが、そうならない場合があります。

 例えば写真のように戸の建付け自体が狂っていてうまく閉まらない。サッシ内部の機構自体が劣化、摩耗、破損している。同じクレセントを交換したけど何故かかうまく開閉できない等、安易に取り掛かると痛い目を見ることがあります。

 この日も同じ部品を交換したけど何故か正常に作動せず、

窓を外し、サッシをばらし、内部まで取り出して部品を精査すること

になってしまいました。。。

その時の写真↓

 想定外の手間と時間がかかってしまいました。。

原因は特定できなかったのですが、色々試すなかで、

何とか直りました。よかったです。

 修理の仕事全般に言えることですが、古いものを弄る中では想定外な事がおこったり、リスクも伴います。単に部品交換の仕事と捉えがちですが、部品取替えにはそういった面があります。